獺祭ストア銀座でDASSAIセミナーを聞いてきた

12/04/2017tabelog旭酒造, 獺祭, 獺祭セミナー

どもどもこんにちは。Griffin です。

今週初めから風邪にやられ、更新がままならなくなっていましたすいませんm(_ _)m
もっと早く医者にかかっていればよかったですね・・・。

さて、17日は夕暮れから銀座に行ってきました。
目的は「獺祭」の蔵元・旭酒造さんが銀座に出店した「獺祭ストア銀座」。こちらで獺祭に関するセミナーを受けてきました。

夜景に映える獺祭ストア

ということで、銀座5丁目にある獺祭ストア銀座です。夜景に旭酒造のコーポレートカラーである白が映えますね!
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「山奥の小さな酒蔵」とこの光景が結びつかないですね(^_^;)
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銀座の獺祭ストアは、旭酒造の直営店としては四店目。(他三箇所は京橋、山口、博多。)獺祭ストアとして、各種獺祭の販売や獺祭バームクーヘンや獺祭ショコラといったお酒以外の販売もしていますが、どちらかというと、銀座に居を構えることによって日本人だけでなく外国人への積極的な広報展開がメインのような気がします。
お店に入ると、先日新たに社長になられた桜井一宏氏や広報課長の斉藤明日美氏といった顔見知りがいて、ちょっと安心w
風邪気味だったのでマスクをしていきましたが、俺の特徴的なメガネ(汗)を見てすぐに気づいていただきました。

獺祭の世界観を表す和の店内

さて、ここで店内の様子を見てみましょう。
店内は竹のルーバーがあって「和」!といった感じが全面に出ていますね。
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この竹のルーバーは2020年東京五輪の新国立競技場を手がける隈研吾氏のデザインによるものだそうで、山口の獺祭ストア本社蔵も同様のデザインだそうです。

受付カウンターにはずらっと獺祭のビン達が・・・。
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酒瓶も、こうすればオシャレなディスプレイになるんですね・・・。

セミナー受講の受付を済ませると目に入ったのがこちら。
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獺祭の主力商品「純米大吟醸 磨き二割三分」の新たな限定商品である「純米大吟醸 磨き二割三分 早田」。
これがどんな商品であるかは桜井会長のこの説明を見て十分理解しました。
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なお、こちらは完全限定製品だそうです。俺は体調が優れなかったため購入しませんでしたprz….

ちょうどお店の中では数人のご家族が試飲をしながら説明を受けていました。・・・お父さんらしき人がしこたま飲んだらしく寝てましたね(汗)あららもったいない・・・。
試飲以外にも普通にお金を払って獺祭を飲むことができます。
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・・・「磨き その先へ」が60mlでも1,700円するのはビビリましたねw
こちらはそろそろ予約が始まる季節限定「磨き二割三分 遠心分離 元旦届けおりがらみ」。
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DASSAIセミナー

DASSAIセミナーとは、12月から始まった「獺祭の事を知ろう」という意味合いのセミナーです。
旭酒造としては実験的な部分もあるでしょうね。テーマも堅苦しい内容ではなく、獺祭てそもそもどんな酒だろうとか、季節柄、獺祭スパークリングってどう飲めばいいの?というイントロが多いですね。俺が今回行ってきたのは最終日の「海外での獺祭シーン」というもの。

定員6名でしたが、一名欠席ということで5名という緩やかな中で行われました。
獺祭のセミナーということで、もちろん獺祭を飲みながらゆったり聞いてきました。
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しかも、磨き二割三分だし、「遠慮せず、お代わりしていってください」とかいうし(゚∀゚)

セミナーは、旭酒造の最近のブレイクが他の酒蔵と異なる順番だったことの説明から始まりました。

これまでの酒蔵がだいたい地方から売れて東京で大成することがゴールだったのに対して、旭酒造は地元・山口では一番小さい酒蔵だったが、東京で売れて有名になり、山口に逆輸入のような形で売れていき、それと同時に、他の地域でも売れてくるようになったと。

これはどういうことかというと、地方はその土地それぞれで売れている酒蔵が強いんですが、東京はいわゆる「地酒が幅を利かせる」ということがなかった為、地方の酒蔵にとってイコールコンディションであったことが大きいことを意味しています。
確かに、新潟だと「久保田・八海山・越乃寒梅」なんかみんな飲んでいますし、栃木の「鳳凰美田」や兵庫の「剣菱」なんか有名ですよね。
俺も好きですが。

東京は日本中の酒が集まって売られていますから、有名どころや大手だけでなく、あまり知られていない酒蔵の酒も入手しやすいのが大きい。

で、旭酒造はそこで安穏とするのではなく、世界にも打って出ていきます。
日本酒ブームにも乗って、香港やアメリカ、台湾、イギリス、シンガポール、オーストラリアとどんどん輸出されていきます。
世界に出ていく中で「ワインみたいな日本酒を作ってくれ」とか、「他の国にあった酒を作って欲しい」という要望もあったようですが、旭酒造は自分たちの武器である「純米大吟醸」に磨きを重ねて、ひたすら「日本酒 獺祭」を作り続け、世界中で口コミで「この酒はうまい」という評価を確立していったんです。

海外に出ていくことで現地の人々にも獺祭の良さを分かってもらう、日本酒の良さを分かってもらう。
2011年度からKosher認定(ユダヤ教徒が口にしていい食物であるという国際的認証)を受けたり、ホワイトハウスの晩餐会で初めて日本酒として獺祭が供されたり、といった出来事は、外国の方に獺祭を知っていただく、旭酒造を知っていただくという行動によって得られた成果と言っていいでしょう。

ホワイトハウスの公式晩餐会で初めて日本酒が出された、しかもそれが獺祭で…というお話もありました。どちらが企画したのかは知る人ぞ知るというところですが。 日本酒を積極的に海外に持って行って、多くの人に知ってもらいたい、飲んでもらいたいという気持ちは多分、日本の蔵元の中で一番なんじゃないですかね。

旭酒造は情報提供も惜しまないのがすごいところ。
外国のお客様だったり、学生だったりいろんな人たちを工場見学に招く、外国の大学で講義をする、といった事で、自分たちの競争優位性がなくなってしまうんじゃないか、と思ったりするんですが、逆に広めることで日本酒の良さ、獺祭の良さを知ってもらい、外国で買い求めてもらうというメリットのほうが大きいと判断したんでしょうね。
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そして、いよいよ来年の春にフランス・パリの8区サントノレ通りにジョエル・ロブション氏と旭酒造が共同で、獺祭パリ店を出店、本格的にワインのお膝元に攻勢を仕掛けるようです。3階建てで、1階はブティック&バー、2階はティーサロン、3階がレストランになっているのだとか。
今日、ワインはフランスだけではなく世界中に普及しましたが、日本酒もワインと同じように世界中に普及させ日本の酒蔵の未来を作りたい、その先駆けにしたいということなのかもしれません。

DASSAIおみやげももらっちゃいました

質問もいろいろ飛び交い、時間をオーバーするほどの盛況なセミナーとなりました。
おみやげに特製カレンダーや獺祭グラスをもらえたりして、とても優雅で有意義な時間をすごせました。
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